整形外科
運動に関する全ての組織、すなわち骨・関節・筋・靭帯・神経などの疾病・外傷を対象として、研究と診療を行う専門領域です。
スポーツ整形外科
スポーツ整形外科に関わる医師およびメディカルスタッフは、スポーツに対する理解が深く、スポーツ障害・外傷に対する治療の専門的知識を用いて治療に当たります。
スポーツ復帰という高い目標に向かって、一日でも早い復帰、再発予防、競技力アップを目指して治療を行っています。時には、故障を持ちながらスポーツを続けていくこともサポートします。
当院では、全てのメディカルスタッフがチームとして取り組んでいます。また、身体面のみならず、心理面でもフォローを行いつつ治療に当たっております。
骨粗鬆症
毎週水曜日の午前外来において、骨粗鬆症専門外来を実施しております。骨粗鬆症検査(血液検査・尿検査・骨密度測定)を始め、骨粗鬆症治療開始や開始後の経過フォローなど積極的な骨粗鬆症治療を行っております。
骨粗鬆症を科学する会
日本では治療が必要な骨粗鬆症の患者数は、約1280万人といわれています。しかし、実際に治療を行っている患者数は15%にとどまっています。さらに、骨粗鬆症患者発生数は、毎年100万人近く増加している状況です。
骨粗鬆症により骨折を生じると、介護・寝たきりの原因、時には死亡の原因となります。骨粗鬆症による骨折を予防するため、当院では「骨粗鬆症を科学する会」を立ち上げ、骨粗鬆症の基礎知識・病態・治療法・予防法などを広め、さらには、地域の中核病院・診療所・行政機関などと連携を図り、骨粗鬆症患者の治療率の向上・治療継続率の向上を目指していくため勉強会を開催しています。
患者様へのご案内(保険医療機関掲示)
明細書について
当院は療担規則に則り明細書については無償で交付いたします。
一般名での処方について
後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬については、原則、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方いたします。一般名処方とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することで、調剤薬局において「先発医薬品」「後発医薬品」のどちらでも選ぶことができます。薬の選択をする際には、調剤薬局の薬剤師さんの説明を受け、ご相談してください。「薬の安定供給」や「後発医薬品の使用促進」など、国の政策として推進されていますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
長期処方・リフィル処方せんについて
当院では患者さんの状態に応じて、28日以上の長期の処方を行うこと、リフィル処方せんを発行すること、のいずれの対応も可能です。リフィル処方せんは、当院では、1回15日間、3回の処方となります。薬局には約6週間で3回、行っていただくことになります。また薬剤によっては対応できない場合もあります。
医療情報の活用について
当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認や電子処方箋*1)、電子カルテ共有*2)のデータ等から取得する情報を活用して診療をおこなっています。
*1) については、2025年4月運用開始予定ですが、政策により変動します。
*2)については、2025年10月運用開始予定ですが、政策により変動します。
オンライン資格確認について
当院はオンライン資格確認を行う体制を有しております。当該医療機関を受診された患者さんに対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行なっております。
検査内容
レントゲン・骨密度測定器(DXA法:腰椎・大腿骨近位部・前腕骨)・超音波・動脈硬化測定器・血液検査・尿検査
当院ではMRI・CTなどの精密検査を、院外の専門施設に依頼しております。
MRI・CT
MRI: | 御池クリニック、梶井町放射線診断科クリニック |
CT: | 御池クリニック |
外来担当医表
他病院の医師のご協力を得て、「肩」専門外来、「膝」専門外来、「手」専門外来、「足」専門外来、「スポーツ」専門外来、「野球」専門外来を行っております。