RICE・・・「スポ-ツ外傷」の応急処置

受傷の直後は「RICE」

受傷直後は、先ず、局所を冷やし(Ice)、圧迫を加え(Compression)、高く挙げ(Elevation)、安静にする(Rest)ことが大切です。

そうすることによって、二次的な損傷や、内出血、腫れをできる限り最小限に抑えることができるのです。

この四つの項目は、その頭文字を並べて「RICE」と呼ばれます。

打撲や捻挫をはじめ全ての「外傷」を受けた直後の処置として基本的に大切なことです。この時期に温めたりマッサ-ジをしたりすることは絶対にいけません。

概ね3日程たったら(損傷の程度と状態によるが)、温める。

温熱を加えることによって、血行が良くなり、出血の吸収や腫脹の軽減が促がされ、損傷を受けた組織の治りが促進されます。さらに、筋肉の不要なこわばりを取り除くことに役立って、リハビリテ-ションを容易にします。